成長すること。

2004年12月19日
昨日は尊敬する先輩(Mさん)と
同い年の友(T君)と呑んでいた。

非常に楽しい会であった。

食べたものが、河豚で相当おいしかったのも
事実であるが、それよりも、気心の許せる方と
呑めたのが大きかったのだろう。

その中で、色々な議論になった。

「若年者の早期離職率が高いことについて」
「社会人になると、なぜ人は成長しなくなるのか?」

主に上記二点について、議論が盛り上がった。

前述については、MさんとT君の間で盛り上がった。
その中で、議論されたことは、下記の通り。

若年層の離職率が高いことについては、
若年層の人間が、もっと社会に触れ合う機会を
教師・先輩達が教える必要があると言う結論になったが、
具体的にどのように落とし込むかについてまでは、
結論がまとまりきらなかった。

一方で、私とMさんが、一次会が終わって
(T君は、家で仕事があるので、一次会で退散)

「社会人になると、なぜ人は成長しなくなるのか?」

これについては、私が、会社に入って暫くの間、
最も悩んでいることの1つであるからだ。

私は大学の先輩に憧れて、今の工場に入った。
だが、その先輩曰くは「自分は何年も前から変わっていない」
と言う。

そして、この一年半の間、会社の中で成長したと言う
実感が全く湧かない気持ちに常に駆られているからだ。

確かに、会社の中での立ち回り方については、
うまくなった。しかし、人間的な成長(仕事における
自己実現の目的)については、なんらこの一年半の間、
成長しているように思えなかったのだ。

学生の時、就職活動やインターンシップの運営スタッフを行って、
成長した自分と、今の会社における立ち回り方を
学んでいる自分では、曲線の傾きが全然違うのではないかと
(たとえて言うならば、Y=9XとY=X位の差では無いだろうか)

Mさんが、その席でいみじくも言った。

Mさんと共通の知り合いで、
別のMさん(女性)の言った言葉を思い出すと。

彼女は、私より1つ上で、某コンビニで、
店長職を実際に行われている。

彼女曰くは「三年前、同じ大学生だった友達を見ていて、
くすんできているやつがいる。でも、それは、私から見て、
くすんでいるのであって、私自身も他の人(学生達)から
見るとくすんでいるのではないか」と

勿論、何を以って成長と言うところは、議論の余地がある。

ただ、
「自分が望んで、それを極める・獲得するもの(例えば就職活動)で、どこに結論が、あるか分からず、且つ創る楽しみがあるもの」と
「他人から教えられて、ある程度の形にする(そして、それは多くの場合、やり方も決まっていて、結論も見えている)」では、
どちらが獲得する経験値が多いかと考えると、前者が明らかに
経験値が多いように見えるのは、私だけであろうか。

勿論、私は成長したいと考えている。
ただ、成長の速度が落ちているのも事実である。

実家に帰ってから、考えさせられた飲み会であった。

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