ヨルダン戦を見ていた。

ヨルダンは、「アジアのギリシャ」と
呼ばれているだけあってよい攻めをしていた。

この試合、ご存知の通り、宮本が劇的?なPK陣地替えという
荒業をこなしたお陰か、何とか勝利することができた。

しかし、この試合でジーコの目指す「日本代表」の
限界が見えた気もする。

理由として

1、選手交代
2、目指すサッカー

と言う二点が挙げられる。

まず、はじめに選手交代についてだが、
中田(浩)、本山まではよいとしよう。

しかしながら、三人目の交代を自ら「切らなかった」戦略は、
監督として最低だと思う。
(負傷があってこその、三人目の交代と考えられるため)

勿論、結果的には田中(誠)の負傷があったからこそ、
一枚交代選手枠を残しておいたのは正解であったが、
仮に田中が負傷せず、ゴールを決められ、敗れていたら、
間違いなく敗戦の槍玉に上がっていただろう。

その上、なぜ田中が負傷したのかも考える必要がある。
ジーコはスタメンをなぜか「変えない」事を信条としている。
(選手の疲労など全く考慮せずと言う意味で)

これでは、短期間に続くトーナメント方式の試合
(オリンピック・ワールドカップなど)では
確実に相手チームとのコンディションの差が出るだろう。

では、なぜ、スタメンを変えないのだろうか?

私は、中二日・更には重慶という暑い土地柄の中で
なぜ、同じメンバーを使い続ける理由が分からない。

例えば、明らかに格が落ちるタイ戦では

トップ:玉田⇒本山・西
司令塔:中村⇒小笠原・藤田
サイド:加地⇒三浦・西・山田
中盤 :福西⇒山田・小笠原・三浦
DF :田中⇒茶野・三浦

らの控えを使う余裕もあったはずだ。

彼らをうまく使うことができれば、疲労の蓄積も違い、
後半、全く足が動かなくなるような、ひどい試合には
ならなかっただろう。

これらを踏まえると、長い最終予選を戦うときに
監督は一体どうするのかと考えると不安に思えてくる。

また、ジーコの目指すサッカーが見えてこないのも
不安要素のひとつである。

ヨルダン・オマーンを見て思ったのだが、
(これはレアルマドリーにも共通する)
彼らのボールの持ち方と言うのも気になった。

ヨルダン・オマーンはボールを持っているときの
集中力が違っていた。

カウンター狙いと言うのもあるが、
短い手数でゴールを狙っていく。

これに対し、日本のゴールへの向かい方は、
全く逆で、パスに時間を掛けるか、それとも
長いボールを前線に放り込むだけである。

これでは、選手の疲労も蓄積されるだろう。

ここで、私は問いたい。
いつまでこんなサッカーを続けるのだろうかと。

だからこそ、私は言いたい
「アジアカップで優勝したとしても、ジーコを解任するべき」だと

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